2010年05月18日

葵、細辛、漢方薬

先日は京都の葵祭を見にに行って来ました。


葵祭りは、昔は「賀茂祭」と言われていました。はじめは勇壮な祭りでしたが、やがて華やかなパレードが中心になって行きました。頭にフタバアオイの花を挿して歩いたために、「葵祭」と呼ばれるようになったようです。また応仁の乱で一時中止となったパレードを復興するのに、『葵の御紋』の徳川幕府の援助があったからとも言われています。



ここでいう「葵」はアオイ科ではなく、ウマノスズクサ科のフタバアオイのことです。アオイ科の植物はハイビスカスやワタ、フヨウ、食用のオクラなど有名なものが多いです。先ほどの徳川家の三つ葉葵は実際には存在せず、フタバアオイをデザインしたものです。

futaba1.jpg
フタバアオイ   「季節の花 300」 http://www.hana300.comより


ウマノスズクサ科の植物は漢方薬にも使われています。細辛(さいしん)はウスバサイシンという植物の根ですが、新陳代謝を高めからだを温める作用があります。花粉症に効く小青龍湯や老人の風邪に使う麻黄附子細辛湯に入っています。細辛は体を温めることにより、これらの処方の効果を高めていきます。

細辛.jpg
ウスバサイシン


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posted by ゴン at 00:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 生薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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