2010年05月27日

風邪に風邪薬は必要か?

私の勤めている調剤薬局には、まだ風邪で医療機関を受診して、風邪薬の処方箋を持ってこられる患者様が多いです。


どこでもそうかと思いますが、「1週間飲んだけどまだ治らないので、もう5日分もらった」と言われる方が多いのですが、本来風邪を治すのは風邪薬ではなくて、自己免疫力です。


風邪薬は症状を緩和して楽にはなりますが、風邪を治すわけではありません。いくら薬を長く飲んでも、もし免疫力を下げるような生活をしていたら、風邪は治るどころかよけいにひどくなることもあると思います。


熱が上がったからといって即座に解熱剤を飲むことは、体内で熱によって病原体を殺す機会を奪ってしまい、結果的に冒頭の人のように、風邪を長引かせることにつながると思います。風邪に用いられる漢方薬(桂枝湯、葛根湯、柴胡桂枝湯など)は、免疫力を上げることにより、ゆっくりではありますが風邪の症状を改善します。



風邪をひいた時は、必ずしも風邪薬にばかり頼るようなことをせず、免疫力を高めるような生活、たとえばできるだけストレスを感じないこと、充分睡眠や休養をとること、ゆっくり入浴をして体を温めることが大切と思います。

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posted by ゴン at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 養生法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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