2010年09月15日

抗生物質の使用量は適切に。

ここ数日間アシネトバクター耐性菌が問題になっていました。どの抗生物質も効かない恐ろしい細菌のようです。ただこの細菌は普通の健康な人にはなんの影響も与えない弱い菌のようです。家の洗面台などにも普通に存在し、ときには人の皮膚にも常在します。


しかし重い疾患を持っている人や、抵抗力の弱っている人には重大な病気を引き起こします。病院や老人ホームなど、抵抗力が弱い人が多くいる場所では大きな問題につながるようです。


とかく病院では抗生物質を使いすぎる傾向にあるようです。一般の開業医でも、風邪には必ず抗生物質を出す先生もいます。あまりむやみに抗生物質を使うと、耐性を持った細菌が出現して、今回のような事態につながります。


抗生物質は悪い菌を殺します。人間に有害な菌を早急に殺す必要があるときには大切な薬なのですが、使いすぎは悪い影響を与えます。腸の中には人間にとって有益な菌もいます。その必要な菌まで殺してしまって、体調を崩すことにつながります。生薬の中にも腸内細菌によって分解され薬効を出すものもあります。腸内細菌がいなくては、漢方薬は効きません。皮膚には常に常在菌が存在しますが、その菌がいなくなれば反って抵抗力が弱くなります。


除菌、抗菌にこだわり過ぎず、抗生物質を使いすぎず、細菌とうまく共存していくことが大切です。

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posted by ゴン at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 養生法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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