2010年03月26日

春に下痢が多いのはなぜ?

最近知人が体調を崩しました。症状は腹痛、発熱、嘔吐、下痢です。おそらくウイルスが内臓のほうに侵入したものと思われます。いわゆる「おなかの風邪」ですね。小児の場合は注意が必要ですが、大人だったので、2日ほどで治りました。


熱があまりなく、嘔吐、下痢が中心なら半夏瀉心湯がいいかと思われます。風邪の後だったり、熱が出ているようなら、柴胡桂枝湯がいいと思います。ですが私が勧めた漢方薬は?

私が勧めた漢方薬は五苓散という処方です。通常五苓散は泌尿器系の病気によく使われますが、嘔吐、下痢の症状にも使われます。


金匱要略という昔の本には、五苓散は霍乱病(かくらんびょう)に使うと書かれています。霍乱病というのは嘔吐と下痢を主とする病気です。五苓散も嘔吐、下痢を治すことができます。



この時期は季節の変わり目で、体調は不安定になりがちです。冬から春に移るにつれてだんだんと暖かくなると、つい油断して冷たいものを食べたり、寝ているときに冷やしたりして、下痢などしやすくなるのです。できるだけ体を冷やさないことが大切です。そして下痢のときは水分を十分取ることが必要です。

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posted by ゴン at 10:32| Comment(2) | 漢方処方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめてコメントします。
もう一月つづいたのですね。
私もブログを作りたいと思いつつ,
いまだ果たせません。
生来の筆不精です。

これからも四季の健康情報や漢方のマニア話など
期待しています。
Posted by 南中丸 たろう at 2010年03月27日 12:41
南中丸 たろう さんへ
コメントありがとうございます。これからもいろいろ書いていきたいと思っています。漢方はすばらしいと思います。これからもよろしくお願いします。
Posted by ゴン at 2010年03月28日 22:49
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