2011年06月03日

痛みに効く漢方薬

近畿地方は梅雨に入りました。梅雨は雨が多く、神経痛などを患っている人にとってはつらい時期です。


私も梅雨に入ってから、先日から書いております五十肩の調子がよくありません。湿度のせいと思われます。私は麻杏薏甘湯を飲んでおりますが、あまり効果は出ていません。五十肩には効く薬がないと言われますが、ある時期が来るまで治らないようです。麻杏薏甘湯 よりもっと痛みがひどければ薏苡仁湯が使われます。


他に痛みに使う漢方薬としては
・八味地黄丸−腰痛、坐骨神経痛(特に高齢者)。下半身の衰え、冷え性、口渇、夜間の排尿。
・苓姜朮甘湯−腰痛。おもりをつけたように重い。腰が冷える。
・防己黄耆湯−変形性膝関節症。汗かき、疲れやすい、むくみがある。膝に水がたまりやすい。
・桂枝加苓朮附湯―胃腸が弱い人の神経痛、関節痛。
・葛根湯−肩こり、背中の痛み。五十肩の痛み。
・桂枝芍薬知母湯―やせ型の膝関節症。皮膚が乾燥して冷え性。
・芍薬甘草湯−足や腹部などの筋肉の一時的な痛み。こむら返りなど。
があります。


野球で肩を痛めたときは、私の経験では「葛根湯」と「麻杏薏甘湯」を一緒に飲むとよく効きました。昔の患者さんで、高校の野球部で投手をしていた子が肩を痛めたのですが、そのときに を処方し、劇的に効いて肩の痛みがなくなりました。それどころか、夏の甲子園予選で優勝候補に投げ勝ち、自らも本塁打を打ったそうです。


それからしばらくその業界の人が何人か相談に来られました。先の例ほどではありませんが、それなりに効果がありました。


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2011年05月20日

参鶏湯(さむげたん)食べました。

韓国料理の「参鶏湯(さむげたん)」という料理を食べました。鳥肉、人参、大棗が入ったスープのような料理です。お米を入れて粥のようにして食べることもあるらしいです。体があたたまりそうですが、韓国では夏に食べることが多いようです。夏バテ予防でしょうか?


金匱要略 腹満寒疝宿食病篇に「当帰生姜羊肉湯」という漢方薬が記載されています。お腹が冷えてそのために腹部が張って痛みを伴う状態に使います。さむげたんは漢方処方ではありませんが、さむげたんを食べるときに、その処方を思い出しました。さむげたんにも生姜を入れたらよけいにからだがあたたまっていいかも。

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posted by ゴン at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 漢方処方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月03日

痛みの漢方薬

前回、私が五十肩になっているという話をしましたが、症状は今も続いています。

痛みは体の異常を知らせるサインですので、肩が痛いということは、肩関節に異常があるということです。まわりの筋肉も腫れや炎症を起こしていると思います。


痛みの原因は炎症と血行障害です。ロキソニンなどの鎮痛剤は主に炎症を取り除く作用があります。漢方薬の場合は、痛みに使う処方は血行をよくすることで、痛みを取り除いています。


たとえば薏苡仁湯、五積散などは当帰、芍薬などの作用により、血液の循環がよくなり痛みを緩和します。桂枝加苓朮附湯は附子が血の流れを改善します。


また、薏苡仁湯や桂枝加苓朮附湯は桂枝という生薬が入っているので、その桂枝が炎症を抑えます。


西洋医学にはあまりない考え方ですが、水分を出して痛みをとる防已黄耆湯という薬もあります。


いろいろな作用を有する麻黄という生薬を主体として、痛みをとる漢方薬もあります。

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posted by ゴン at 10:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 漢方処方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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